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[本]366日 日本の美しい色

2,750円

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監修|橋本実千代 判型|A5判 ページ数|384ページ ISBN|978-4866732800 発売日|2021/10/21 四季折々の彩りとともに未来に残したい「日本の美のこころ」 1週間で7テーマ! 1年で「和の色」の魅力を探る! 皇族のみに許された禁色から、江戸を虜にした流行色まで……。本書では、日本の四季折々の風景写真などとともに、人生を豊かにする「和の色」についての教養を身につけるための本です。366の「和の色」を、「赤」「橙・茶」「黄」「緑」「青」「紫・桃」「無彩色」の7つの共通テーマで考察・解説します。それぞれの色について、CMYKやRGBなどのデータの他、配色例も紹介しています。 ―――――――――――――――――――――――― 【赤】 緋色や朱色など、暖色の赤系の色を取り上げて解説します。 ―――――――――――――――――――――――― ●朱色:魔除けと権力を表す赤の代表色 ●生臙脂:貝殻虫を原料とする赤色顔料 ●京緋色:純度が高く上質な緋色 ●赤銅色:色揚げした銅合金の色 ●小豆色:古代からの魔除け、お祝いの紅赤色 ●韓紅花:憧れの的! 美しく高価な舶来の赤 …………and more. ―――――――――――――――――――――――― 【橙・茶】 柿色や亜麻色、焦茶など、橙色や橙色を明るくした薄茶系や暗くした茶系の色を紹介します。 ―――――――――――――――――――――――― ●黄丹:皇太子のみが着ることが許された色 ●伽羅色:名香として知られる香木の名を冠す ●枇杷茶:枇杷茶は「かわらけいろ」 ●団十郎茶:歌舞伎役者が創り出す流行色「役者色」 ●駱駝色:毛織物の色の代表的な色 ●赤朽葉:晩秋の頃の赤く色づいた紅葉 …………and more. ―――――――――――――――――――――――― 【黄】 金糸雀色や淡黄色、黄土色など、明るい黄色や黄を暗くした茶に近い色を取り上げています。 ―――――――――――――――――――――――― ●魚子黄:おせち料理に欠かせない食材の色 ●利休白茶:侘び寂びの世界観を色で表現 ●芥子色:和芥子の色? 西洋マスタードの色? ●推黄:猛毒の砒素が入った黄色顔料 ●蒸栗色:収穫の感謝と健康を祈る栗ご飯 ●黄橡:どんぐりの煮汁で染めた淡い黄褐色 …………and more. ―――――――――――――――――――――――― 【緑】 千歳緑や鶯色など、主に草木の葉の色や鳥、虫の色に多くみられる緑系の色を解説します。 ―――――――――――――――――――――――― ●海松色:万葉人も食べていた海藻の名 ●鶯色:春告鳥の色とイメージを受け継ぐ色 ●裏葉柳:風で葉裏が見える樹木は柳 ●白緑:緑青から生まれる微粒の淡い緑 ●山葵色:寿司や蕎麦に欠かせなかった山葵 ●鶸萌黄:バラエティ豊かな黄緑色の一員 …………and more. ―――――――――――――――――――――――― 【青】 空色や浅葱色など、主に自然界の色や藍染の濃さによる色の違いなど、青系の色を紹介します。 ―――――――――――――――――――――――― ●群青色:日本画に欠かせない天然の青絵の具 ●青碧:僧尼の衣の色として知られる青 ●勿忘草色:ドイツの伝説から生まれた花に由来 ●紺青:藍銅鉱からつくった深青色の顔料 ●浅青:色みは浅くとも味わいに深み ●勝色:布を「搗つ」染色法に由来 …………and more. ―――――――――――――――――――――――― 【紫・桃】 本紫や撫子色など高貴な色だった紫色の濃淡や明るく淡い紅色や赤紫である桃色を取り上げて、解説します。 ―――――――――――――――――――――――― ●古代紫:長い歴史を名前に込めた優雅な紫 ●一斤染:誰でも着られる色の代表 ●菖蒲色:同じ漢字で読み方が異なる植物 ●若紫:歌舞伎や浄瑠璃では欠かせない色のひとつ ●紅桔梗:優雅で華やかな美しい紅紫 ●江戸紫:江戸っ子自慢の粋な紫 …………and more. ―――――――――――――――――――――――― 【無彩色】 鉛白や漆黒、灰色などの色みを感じない無彩色の他に、白や黒、灰色に少しだけ色みが入った準無彩色や、江戸時代に流行した染色の、「鼠」が付く色に関しても無彩色で紹介しています。 ―――――――――――――――――――――――― ●鉛白:最高のおしろいには毒があった ●白練:神聖視された絹から生まれた白 ●暁鼠:まだ暗い一日の始まりの色 ●白銅色:100円硬貨の明るい灰色 ●燻銀:地味さの中に光る寂びの文化 ●灰汁色:染色や洗濯に使われていた灰汁の色 …………and more.

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